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桐 生 和 紙

 

桐生市の北端、根本山を源とした桐生川の

きれいな流れと水質は、和紙作りに適しております。

 この上流梅田の里は、その昔、川のほとりの其処此処に

小屋掛けをして、楮を洗う紙郷でありました。

大福帳・通い帳の用紙や、障子紙として盛んに生産され

「桐生紙」として桐生の街から江戸まで売りに

出されておりました。

 今では、当時を偲ぶよすがもない、たった一軒の

紙屋ですが、伝統を受け継ぎ、楮を蒸して

一本一本、皮を剥ぎ、粗皮をとり、煮て叩いて、

丁寧に漉き上げた、未晒の黄ばんだ、あたゝかみのある

大変丈夫な和紙です。

手にとって、その温もりを感じて頂ければ光栄です。

 

群馬県桐生市梅田町五丁目7348番地

桐生市指定重要無形民俗文化財技術保持者

星 野 増 太 郎

電話(0277)32‐0201


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